おみなえしは秋の七草にも数えられ、初秋に開花します。
いけばなでは古くから秋草の混ぜさしとして用いられます
独特の悪臭があり、閉め切った部屋で活けるとにおいが充満します。花もボロボロと落ちやすく、手入れが欠かせません。
作例は、染め付けの高足碗3つにおみなえし一種を活けました。
剣山を使わず、フローラルテープを巻いた細い針金でおみなえし3つをしっかりと留めて、後は重心がその3つの足の外に出ないように気をつけながら、針金を隠すように加えています。
花/おみなえし
器/染付流水文高足碗(広瀬典丈・さちよ作)
|