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▲ contents||作家のあり方を切り開く先駆性 |銀釉裏彩筍図盒子|銀釉裏彩鉄線図盒子|釉裏彩大根図輪花皿 |金釉裏彩鉄線図ランプ|金釉裏彩筍図盒子|銀釉裏彩ひなげし図盒子 |金釉裏彩烏瓜図盒子|銀釉裏彩筍図盒子|銀釉裏彩椿図盒子
作家のあり方を切り開く先駆性 広瀬夫妻とのお付き合いは一九七〇年代の京都陶工訓練校以来です。s 京都時代、典丈氏は釉薬の研究会を立ち上げて試験報告誌を発行し、名古屋で独立されてからは夫妻で全国各地の百貨店で次々と展示会を開くなど、当時、私などとても及ばない遠くの先陣で、これからの作家のあり方を切り開いているように思えたものでした。そして今、夫妻の創り出す作品群にも、私は同様の先駆性を感じています。 陶磁器制作 飯田 眞人(日本工芸会 正会員) ▲
銀釉裏彩筍図盒子(28×15cm)(2009年) 蓋ものの一部を仕切って片身替わりにしました。蓋を取った見込みには墨彩の象眼で、丸紋が施されています。「象眼」は彫りを入れて、その溝に墨彩を入れる手法です。絵の部分は釉裏彩で筍を描き、上絵で銀を加えた部分には渦巻き文の地もようを浮き出させています。第9回豊橋丸榮展案内葉書のタイトルです。 このふた物は、伊勢せきや制作TV番組「一芸一流」で素焼きに絵を描く実演に使っていたものです。 PDFファイルはこちら→
銀釉裏彩椿図盒子(28×14.5cm)(2010年) 蓋ものの一部を仕切って片身替わりにしました。蓋を取った見込みには墨彩の象眼で、丸紋が施されています。「象眼」は彫りを入れて、その溝に墨彩を入れる手法です。絵の部分は釉裏彩で椿を描き、上絵で金を加えた部分には渦巻き文の地もようを浮き出させています。第12回名古屋、松坂屋案内葉書のタイトルです。▲