広瀬典丈・広瀬さちよ彩色磁器ギャラリー03




広瀬典丈・広瀬さちよ彩色磁器ギャラリー03 1985
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▲ contents
 |釉裏彩草花図手付扁瓶|裏彩芙蓉唐草文手付扁瓶|染付草花図梅瓶
|釉裏彩鴛鴦図瓢瓶|釉裏彩雲龍図梅瓶|釉裏彩魚藻図手付扁瓶|染付釉裏紅菊花図双耳瓶
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米色青磁長頚瓶|鉢・馬上杯・長頚瓶3点
釉裏彩草花図手付扁瓶(1985年)
染付(そめつけ)でなでしこを描いています。右は裏面で、菊、原図はトプカピ・サライの中国陶磁コレクションにあるものです。
扁瓶(へんへい)は遊牧民の水筒から生まれた、つぶれた瓶の形で、ろくろで引いた後、板で叩いてへこませています。
裏彩芙蓉唐草文手付扁瓶(1985年)
染付(そめつけ)芙蓉唐草を描いています。絵は中国明初永楽期の染付の写しです。右の裏面は明末の鹿図の写しになっています。扁瓶(へんへい)は遊牧民の水筒から生まれた、つぶれた瓶の形ですが、この瓶は胴部を扁平な太鼓のような袋状に水引きし、削った後で口部と底部をくっつけています。
釉裏彩鴛鴦図瓢瓶(1985年)
釉裏彩を用いた、元染付の鴛鴦図の写しです。同じ瓢瓶の3面に、花虫図・明末の鹿図と、鳥・虫・獣を配する趣向です。

染付草花図梅瓶(1985年)
第5回大坂阪急の展展示会タイトル作品で元染付の写しです。この展示会では、古陶磁研究家の藤岡了一先生にご無理を言って、推薦文を書いていただきました。前回の阪急展の時お会いして、誉めていただいたのがご縁です。→藤岡了一推薦文。 それまで、『陶磁全集』など、ご本の上だけの遠い存在だった先生に、快く引き受けていただけたことが、まるで夢のようでした。

釉裏彩雲龍図梅瓶(1985年)
第4回岐阜近鉄の展展示会タイトル作品。元染付の雲龍図・鴛鴦図・明成化期の葡萄図・なども取り混ぜた写しで、梅瓶2つ、4面の図柄です。
釉裏彩魚藻図手付扁瓶(1985年)PHOTO:© 杉浦昭夫
ろくろで引いた後、板で叩いてへこませた扁瓶第6回松屋銀座の展展示会タイトル作品で、他も類似の作品です。
染付釉裏紅菊花図双耳瓶(1985年)
この形の双耳壺も中国陶磁にはよくあります。絵も含めて、この頃は中国元・明代の絵付磁器を消化するのことに熱中していました。
米色青磁長頚瓶(広瀬典丈)(1985年) (11.5×27.5cm)PHOTO:© 杉浦昭夫
米色
(べいしょく)青磁の長頚瓶です。この頃は友人二人(川上金一・飯田真人)の影響もあり、もう一度青磁を作って見ようと考えました。この作品は、横浜三越美術ギャラリー二人展の案内葉書タイトル作品の一つです。
鉢・馬上杯・長頚瓶3点(1985年)
横浜三越美術ギャラリー二人展の案内葉書タイトル
PHOTO:© 杉浦昭夫
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