広瀬典丈・広瀬さちよ彩色磁器ギャラリー06




広瀬典丈・広瀬さちよ彩色磁器ギャラリー06
1990-1991
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▲ contents
 
|染付金銀彩波に雁図丸花瓶・染付金銀彩海燕図丸花瓶
|染付金彩波に雁図変形鉢・染付吹墨金銀彩長頚瓶
|金釉裏彩蔦図長頚瓶・金銀釉裏彩柳図長頚瓶|釉裏彩金彩紅白梅図大鉢
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染付金彩蔦図長角皿・金釉裏彩葡萄図長角皿
|金釉裏彩烏瓜図角皿・金釉裏彩菊水図長角皿|金釉裏彩玉葱図長角皿
|金釉裏彩二十日大根図長角皿|金釉裏彩柑橘図長角皿
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染付金彩蔦図香炉・染付銀彩蔦図香炉|
|金釉裏彩花みずき図香炉・金釉裏彩松図香炉|金釉裏彩柳図香炉・金釉裏彩葡萄図香炉

染付金銀彩波に雁図丸花瓶・染付金銀彩海燕図丸花瓶(1990年)PHOTO: © 杉浦昭夫
左の『波に雁』は、狂言衣装にあるもので→05ギャラリーのものと同じく、染付ダミ金銀彩の入れ替えの片身替わり第2回新潟三越作陶展 の案内葉書タイトル。右の海燕図はブラックがよくテーマにする旧約聖書の鳩の絵の意匠も参考にしています。第11回松屋銀座二人 の案内葉書タイトルです。

染付金彩波に雁図変形鉢・染付吹墨金銀彩長頚瓶(1990年)PHOTO: © 杉浦昭夫
左の鉢はロクロ成形変形の鉢にと同じく、染付ダミ金銀彩の入れ替えの片身替わり。長頚瓶の方はロクロ成形で、白い鷺の部分を紙でふせた後、吹墨。写真は、第8回岐阜近鉄作陶展 の案内葉書タイトルです。右の打ち込み角皿は、同じく吹墨ながら、陰陽が逆になっていて鷺の背景の空がふせられています。
金釉裏彩蔦図長頚瓶・金銀釉裏彩柳図長頚瓶(1991年)
魚藻図は中国でもよく使う意匠です。金銀の橋は知立八つ橋でお馴染みの図柄から借りたもので、銀はプラチナをプラチナを使っています。
釉裏彩金彩紅白梅図大鉢(1990〜91年)
紅白梅図は尾形光琳の二双屏風で有名です。その後の淋派や能装束の意匠で何度も取り上げられています。私も、『広瀬典丈・広瀬さちよ作品集 釉裏の華』→裏表紙の作品より前から、たくさん作って来ました。
第6回名古屋星ヶ丘三越作陶展 の案内葉書タイトルです。

染付金彩蔦図長角皿・金釉裏彩葡萄図長角皿(1991年)PHOTO: © 杉浦昭夫 (39.5×24×6.5cm)
この頃は、染付と金彩の地で片身替わりの手法を使って描く、派手で豪華な絵付けをたくさんしました。バブル時代の風潮とかみ合っていたのかも知れません。
第12回東京松屋銀座アートギャラリー二人展の案内葉書タイトル、染付蔦図の方は、第8回名古屋星ヶ丘三越作陶展葉書タイトルです

組食器・金釉裏彩烏瓜図角皿・金釉裏彩菊水図長角皿(1991年)PHOTO: © 杉浦昭夫
組食器とタタラの打ち込みで作った皿。皿の図柄は烏瓜です。釉裏彩と金彩で分けた片身替わりで描く、派手で豪華な絵付けをたくさんしました。右の菊水も日本の伝統的な意匠の一つです。
金褐釉釉裏彩玉葱図長角皿・角皿(1991年)PHOTO: 杉浦昭夫
タタラの打ち込みの皿。左上は小倉玉屋作陶展 タイトル作品です。 芽出しの玉葱を描いているのは、セザンヌの静物画で見たものの写しからです。他にもマチスの手法も参考にしています。
金釉裏彩二十日大根図長角皿(1991年)PHOTO: © 杉浦昭夫
タタラの打ち込みの皿。野菜を描くのは、鍋島にふつうにある意匠です。 セザンヌの静物画やブラック・マチスの手法。アップリケ画家宮脇綾子氏の作風。少しこなれて来ました。 第8回大阪梅田阪急作陶展 タイトル作品です
金釉裏彩柑橘図長角皿(1991年)
タタラ打ち込みの皿。セザンヌ・ブラック・マチスの静物画の方にやや傾いていますが、拝啓に金を使うのは、西洋近代には無い手法でしょう。
金釉裏彩野菜図角皿(1991年)
タタラ打ち込みの皿。左は。 宮脇綾子氏風のアレンジ。右二つは写生ですが、中に描いた小紋づめのコップは私(さちよ作)のコップ、染付で染付コップを描く趣向です。
染付金彩蔦図香炉・染付銀彩蔦図香炉(1991年)
この頃作っていた香炉の一部です
金釉裏彩花みずき図香炉・金釉裏彩松図香炉(1991年)
この頃作っていた香炉の一部です
金釉裏彩柳図香炉・金釉裏彩葡萄図香炉(1991年)
この頃作っていた香炉の一部です
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