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染付花鳥図大皿(1986年)PHOTO:©
杉浦昭夫
この大皿は1984年9月に大阪梅田の阪急骨董街で、なけなしの金(その時の阪急作品展売上げ)をはたいて衝動買いした万歴芙蓉手の大皿。その写しです。岩波新書83の「やきもの文化史」149頁の写真(アムステルダムオークション1984-キャプテンハッチャー発見品とある)の中に全く同じ意匠の皿を発見しました。(ただし別のもの)
第3回名古屋星ヶ丘三越二人展
の案内葉書タイトルです。 ▲
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釉裏五彩花鳥図扁瓶(1986年)PHOTO:©
杉浦昭夫
ろくろで引いた後、板で叩いてへこませた扁瓶。図柄は明代花鳥図の写しです。
第1回盛岡かわとく壱番館作陶展
の案内葉書タイトルです。 ▲
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銀・釉裏彩流し文合子(1987年)PHOTO:©
杉浦昭夫
染付と銹花は、たっぷり含ませたダミ筆で、素地に流すようにして描いていく手法を使いました。持ち手の部分は赤土の焼き締めです。
第3回一宮名鉄二人展 の案内葉書タイトルです。
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釉裏彩藤花図合子(1987年)
打ち込み削り仕上げの合子の一部 に米色青磁釉をかけ、残部に釉裏彩で藤花図を描いています。▲
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染付葡萄図香炉(1987年)
成化写しの葡萄図を描いた香炉です。▲
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掻落し牡丹文梅瓶(1987年)
赤土をロクロで成形後、白土で化粧し、白土を鈎刃などで掻落として絵付けする手法です。▲
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釉裏彩魚藻図変形鉢(1987年)
ロクロで成形後、変形して作ります。絵付けは粉彩風に仕上げた魚藻図。▲
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染付褐有変形大鉢(1987年)PHOTO:©
杉浦昭夫
骨描きを使わず、釉裏五彩(ゆうりごさい)で水仙を描きました。
第8回銀座松屋アートギャラリー二人展 の案内葉書タイトルです。
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金釉裏彩かわせみ図扁瓶
(1987年)
胴部を扁平な太鼓のような袋状にロクロで水引きし、削った後で口部と底部をくっつけた扁瓶です。
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釉裏五彩水仙図大鉢(1987年)PHOTO:©
杉浦昭夫
骨描きを使わず、釉裏五彩(ゆうりごさい)で水仙を描きました。
第4回名古屋星ヶ丘三越二人展 の案内葉書タイトルです。
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米色長頚瓶・釉裏五彩扁壷・染付流水文鉢(1987年)PHOTO:©
杉浦昭夫
弟2回横浜三越二人展の案内葉書のタイトルです。その頃していた仕事を紹介するのに一番ふさわしい3つと思って用いました。
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「器のオブジェがあってもいい」PHOTO:©
小林庸浩 「SOPHIA」87年5月号(1987年)
当時あった婦人雑誌「SOPHIA」87年5月号の器特集。「器のオブジェがあってもいい」は、掲載時の私たちの器に対するコピーでした。
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釉裏五彩金彩花模様扁瓶(1987年)
イズニーク模様の扁瓶です。扁瓶の形は、ろくろで引いた後、板で叩いてへこませています。▲
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銀釉裏彩笹図長角皿(1988年)PHOTO:©
杉浦昭夫
弟6回岐阜近鉄二人展の案内葉書のタイトルです。織部の手法でタタラの打ち込みで作る皿があります。その方法で作った皿に、傾倒していたアップリケ画家宮脇綾子氏の作風を取り入れました。
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銀釉裏彩紅白梅図長角皿(1988年)
梅図は淋派と能装束の意匠から取り入れたものです。この頃から、雲水、野筋(のすじ)など、日本の意匠が持つ『切り分け』の面白さにはまっていきました。▲
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染付銀彩波に雁図長角皿(1988年)
PHOTO:© 杉浦昭夫
この意匠は、狂言衣装にあるもので、染付の吹墨と銀彩の入れ替えでシンプルな片身替わりが実現しました。
第2回盛岡かわとく壱番館作陶展 の案内葉書タイトルです。
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染付金銀彩すすき図長角皿(1988年)
PHOTO:© 杉浦昭夫
「武蔵野」として知られる秋草からの意匠です。染付の吹墨と金銀彩で片身替わりになっています。
第9回銀座松屋アートギャラリー二人展 の案内葉書タイトルです。
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銀・釉裏彩抽象文様大鉢(1988年) PHOTO:©
杉浦昭夫
この意匠は、ミロの絵画からの写しです。銀で片身替わりを作ると、織部のデザインそっくりになってきます。サーカスのような浮き浮きした雰囲気が出て、これも楽しい仕事でした。
第5回名古屋星ヶ丘三越二人展 の案内葉書タイトルです。▲
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