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■略年譜 ■銀河通信局Interview |
■広瀬さちよインフォメーション ■対談 釉裏五彩と絵付け1 |
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■広瀬さちよデッサン集 | |
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■広瀬典丈・広瀬さちよ陶磁器作品ギャラリー01・02・03・04・05・06・07・3・4・5・6 |
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■作品集 ■"釉裏の華"1・2・3・4・5 |
広瀬さちよ略年譜1950_1970_1978_1980_1981_1984_1987_1992_1995_1997_1999_2002_2003_2004_2005_2007_2008_2009_2010_2014_2015 ▲sachiyomap
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1950 |
岩手県釜石市生まれ。 |
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1970 |
染色杉村で、テキスタイルデザインを学ぶ。▲ |
1972〜 |
瀬戸窯業訓練校、京都の窯元(叶松谷・絵師岸上栄三氏)・京都府陶工訓練校で作陶、絵付けを学ぶ。 |
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1977〜 |
名古屋市で独立、猪高窯(いだかがま)開窯。名古屋で初展示会。以後、各地で毎年数回作品展を開催。 |
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1978 |
岐阜市で4人展開催。 |
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1979 |
9月、東京銀座で初展示会。10月、一宮名鉄丸栄で二人展開催。(87年6回まで) |
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1980 |
5月、岐阜近鉄画廊で二人展開催。(98年14回まで)
東京赤坂乾ギャラリー、銀座松屋で二人展開催。以後銀座松屋で25回開催(02年まで毎年。以後隔年。) |
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1981 |
日本新工芸展入選。 |
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1984 | 名古屋三越星ヶ丘店で二人展開催。(91年8回まで)「婦人画報」84年12月号に『女流陶芸家の「器と料理」』特集掲載。 | |
1985 | 大坂梅田阪急二人展で、陶磁研究家藤岡了一氏の推薦文をいただく。 |
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1986 | 3月、横浜三越で二人展開催。(89年4回まで)。5月、盛岡かわとく壱番館内丸店で二人展開催。以数年置きに継続。《風のグラフィティ》インタビュー(IBC岩手放送ラジオ)7月、仙台三越で二人展開催。(99年2回まで) | |
1987 | 「器のオブジェがあってもいい」婦人雑誌「SOPHIA」87年5月号の器特集掲載▲ |
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1988 |
アップリケ作家宮脇綾子氏の作風に傾倒。絵付けに、手法を取り入れる。写真右下は宮脇綾子氏とポピーの咲くご自宅の庭で。
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1989 | 4月、新潟三越で二人展開催。(以後継続5回開催) |
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1990 |
9月、CBCテレビ「100%女性クラブ」ゲスト出演。 |
1991 | 5月、福岡岩田屋ニックで二人展開催。以後岩田屋本店も含め03年まで4回開催。雑誌「食器」134号(総合通信社)に特集インタビュー掲載。 |
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1992 | 1月、小倉玉屋で二人展開催。1月、小倉玉屋で二人展開催。7月、高松三越で二人展開催。以後04年まで4回開催。8月、名古屋丸栄で二人展開催。以後95年まで3回開催。産経新聞コラム「美のかたち」掲載。 |
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1993 | 4月、千葉三越で二人展開催。10月、広島三越で二人展開催。以後00年まで8回開催。文芸評論家 福田和也氏の推薦文をいただく。 |
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1994 | 3月、浜松ギャラリー汎で二人展開催。以後98年まで2回開催。京都大学工学博士 山本徳治氏の推薦文をいただく。12月、神戸阪急で二人展開催。以後99年まで4回開催。 |
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1995 |
5月、名古屋市郊外の豊明に窯を移築、開窯。(< />
href="http://hiroce.net/Ceram/minakata.html">水無方藍窯)5月、中部近鉄四日市店で二人展開催。(00年5回まで)洋画家 五百住乙人氏の推薦文をいただく。 |
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1996 |
名古屋市郊外の豊明に窯を移築、開窯(水無方藍窯)。岩手県の委嘱で「銀河系岩手大使」(岩手県の紹介と県産品のモニターなどをする。(2006年迄) |
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1997 | 5月、名古屋松坂屋で二人展開催。以後第10回(2006年)まで毎年開催。工芸家 田所茂晃氏の推薦文をいただく。 |
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1998 | 岩手県広報誌「ほんだ ほんだイワテ」3月号コラム「愛ランドいわて」掲載 | |
イラストレーター 安久津和巳氏の推薦文をいただく。 |
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上海ART FAIR'99 | 1999 | |
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2000 | 陶芸家 鯉江良二氏の推薦文をいただく。7月、岐阜文錦堂ギャラリーで二人展開催。以後03年まで3回開催。8月、豊橋丸栄で二人展開催。以後、毎年開催、9回。鯉江良二氏と |
2001 | 華道家 假屋崎省吾氏の推薦文をいただく。 |
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2002 | ||
京都府立陶工高等技術専門校『陶工だより』第10号「修了者の便り」掲載。 |
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6月、仙台FUJISAKIで二人展開催。以後隔年開催、3回。和紙工芸家 山内一生氏の推薦文をいただく。 |
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日本語教師 相原奈津江氏の推薦文をいただく。 |
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7月、「豊明商工会ニュースNo.123」達人File掲載。8月、神戸大丸で二人展開催。8月、広島天満屋で二人展開催。▲ |
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9月、中国上海鼎杰画廊で二人展開催。陶芸家 飯田 眞人氏の推薦文をいただく。 |
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3月15日、伊勢せきや制作TV番組「一芸一流」(CBC中部日本放送)収録。 | ||
11月、名古屋松坂屋で二人展開催。 | ||
2月、名古屋松坂屋で二人展開催。 | ||
1月、池袋東武で広瀬さちよ作陶展開催。 | ||
中日国際陶芸展、朝日陶芸展、日本新工芸展、光風会展、長三賞陶芸展、日清食品麺鉢大賞、染付公募展・瀬戸等入選、やきもの染付コンペティション、銀賞・新染付表現特別賞・後援者特別賞・審査員特別賞、入賞 |
ゆったり・ぬくもり岩手の旅 GINGA-kei IWATE Tourism Magazineぎんがの Vol.7 05年7月発行より
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中世、窯業が行われていた愛知県豊明市に窯を作り、磁器を焼いています。夫がろくろ成形と焼成を行い、私が絵付けをしています。 特徴は「紬裏彩」という色絵磁器であること。紬裏とは絵の具の上に透明な釉薬を被せて焼く技法で、藍色に発色する呉須のほか銅を含む釉裏紅の紅、銹花のさび色の三色が古くからある技法。ここに私たちは緑や黄色・紫・えんじ・群青などを加え、さらに上絵や金銀彩なども施しています。出身地は釜石市なんですが、東北人の好みはどちらかというと地味ですか?私は華やかな色彩が好きなんです。岩手の長い冬を越えた春、あの一気に変化してゆく季節への嬉しさが私の絵付けには現れているのかもしれません。小さな頃はいつも外で遊び回っていました。遊び場はすぐそばにあった釜石の海。だからでしょうか、気付くと私の絵付けには流水文や観世水といった水のモチーフがとても多いんです。生まれた場所の記憶というものは、どこで暮らそうとも切り離せない。普段は全然意識していないんですが、作品が出来上がった時、自分の根っこを感じてしまいますね。夫とも、いわば岩手が縁だったようなもの。彼は岐阜県出身なんですが、宮沢賢治に興味があったり佐々木喜善の「聴耳草子」を持っていて、初めて京都の訓練校で出会ったときもすぐ話が弾みました。私の父は遠野の出身で、昔話は子供時代によく聞かされていました。あの「遠野物語」にあるような世界が日常に根付いていたんです。岩手には独自の素晴らしい文化がある。それを誇るべきだし、もっとアピールしていくべきだとも思っています。 銀河系いわて大使の仕事は1996年からしていますが、関わるようになってみて、改めて岩手っていろいろな「素材」を持っている土地だなあと感じます。食文化も豊かですね。魚・貝・ホヤやわかめなどの海産物。山ではりんご・胡桃・蕎麦・山菜類も豊富です。私自身も大好きですし、最近は雑穀もブームになっていますよね。もちろん手仕事も魅力的です。南部鉄器は我が家のすき焼き鍋として活躍していますし、汁碗は長年の友人でもある東北巧芸舎のふき漆。同じ作り手として、いつか岩手の作家ともコラボレートしていければいいなと思っています。7月には、盛岡市でひさしぶりに作品展を開きます。前の作品展の時は北上駅で途中下車してみたのですが、ちょっと歩くと北上川が流れていて、その流れがとうとうとして引き込まれるようで、とてもいいんです。ちょうど桜の時期でした。身を委ねて静かな安らぎの中に包みこまれる感じ。もし機会があったら次は遠野に行きたいと思っています。りんご園の小径や馬洗いの小川、ずいぶん行っていないのですが、変わらず迎え入れてくれると思う。遠野は以前からレンガを焼いていた場所ですから、その土にもさわってみたいですしね。 これからも紬裏彩を生かした仕事は続けていきたいと思っていますが、絵付けのテーマとして今気になっているのが「聴耳草子」。子供の頃からの身近な世界ですし、村のありふれた世界に、ふっと不思議な非日常が入り込む瞬間、そうした断片を切り取って絵にしたら、きっと面白いと思うんです。いつになるかはわかりませんが、こうして自分が何か感じとったものを、ずっと描いていければと思っています。 |
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■広瀬さちよインフォメーション ■対談 釉裏五彩と絵付け1
■紬裏五彩と絵付け2
■グリーンツーリズムについて
■修了者の便り 近況報告
■広瀬典丈・広瀬さちよ陶磁器作品ギャラリー01・02・03・04・05・06・07・3・4・5・6
■陶芸の里を訪ねて 内田理奈インタビュー
広瀬さちよ略年譜1950_1970_1978_1980_1981_1984_1987_1992_1995_1997_1999_2002_2003_2004_2005_2007_2008_2009_2010_2014_2015 ▲sachiyomap
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1950 |
岩手県釜石市生まれ。 |
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1970 |
染色杉村で、テキスタイルデザインを学ぶ。▲ |
1972〜 |
瀬戸窯業訓練校、京都の窯元(叶松谷・絵師岸上栄三氏)・京都府陶工訓練校で作陶、絵付けを学ぶ。 |
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1977〜 |
名古屋市で独立、猪高窯(いだかがま)開窯。名古屋で初展示会。以後、各地で毎年数回作品展を開催。 |
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1978 |
岐阜市で4人展開催。 |
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1979 |
9月、東京銀座で初展示会。10月、一宮名鉄丸栄で二人展開催。(87年6回まで) |
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1980 |
5月、岐阜近鉄画廊で二人展開催。(98年14回まで)
東京赤坂乾ギャラリー、銀座松屋で二人展開催。以後銀座松屋で25回開催(02年まで毎年。以後隔年。) |
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1981 |
日本新工芸展入選。 |
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1984 | 名古屋三越星ヶ丘店で二人展開催。(91年8回まで)「婦人画報」84年12月号に『女流陶芸家の「器と料理」』特集掲載。 | |
1985 | 大坂梅田阪急二人展で、陶磁研究家藤岡了一氏の推薦文をいただく。 |
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1986 | 3月、横浜三越で二人展開催。(89年4回まで)。5月、盛岡かわとく壱番館内丸店で二人展開催。以数年置きに継続。《風のグラフィティ》インタビュー(IBC岩手放送ラジオ)7月、仙台三越で二人展開催。(99年2回まで) | |
1987 | 「器のオブジェがあってもいい」婦人雑誌「SOPHIA」87年5月号の器特集掲載▲ |
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1988 |
アップリケ作家宮脇綾子氏の作風に傾倒。絵付けに、手法を取り入れる。写真右下は宮脇綾子氏とポピーの咲くご自宅の庭で。
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1989 | 4月、新潟三越で二人展開催。(以後継続5回開催) |
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1990 |
9月、CBCテレビ「100%女性クラブ」ゲスト出演。 |
1991 | 5月、福岡岩田屋ニックで二人展開催。以後岩田屋本店も含め03年まで4回開催。雑誌「食器」134号(総合通信社)に特集インタビュー掲載。 |
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1992 | 1月、小倉玉屋で二人展開催。1月、小倉玉屋で二人展開催。7月、高松三越で二人展開催。以後04年まで4回開催。8月、名古屋丸栄で二人展開催。以後95年まで3回開催。産経新聞コラム「美のかたち」掲載。 |
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1993 | 4月、千葉三越で二人展開催。10月、広島三越で二人展開催。以後00年まで8回開催。文芸評論家 福田和也氏の推薦文をいただく。 |
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1994 | 3月、浜松ギャラリー汎で二人展開催。以後98年まで2回開催。京都大学工学博士 山本徳治氏の推薦文をいただく。12月、神戸阪急で二人展開催。以後99年まで4回開催。 |
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1995 |
5月、名古屋市郊外の豊明に窯を移築、開窯。
href="http://hiroce.net/Ceram/minakata.html">水無方藍窯)5月、中部近鉄四日市店で二人展開催。(00年5回まで)洋画家 五百住乙人氏の推薦文をいただく。 |
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1996 |
名古屋市郊外の豊明に窯を移築、開窯(水無方藍窯)。岩手県の委嘱で「銀河系岩手大使」(岩手県の紹介と県産品のモニターなどをする。(2006年迄) |
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1997 | 5月、名古屋松坂屋で二人展開催。以後第10回(2006年)まで毎年開催。工芸家 田所茂晃氏の推薦文をいただく。 |
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1998 | 岩手県広報誌「ほんだ ほんだイワテ」3月号コラム「愛ランドいわて」掲載 | |
イラストレーター 安久津和巳氏の推薦文をいただく。 |
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上海ART FAIR'99 | 1999 | |
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2000 | 陶芸家 鯉江良二氏の推薦文をいただく。7月、岐阜文錦堂ギャラリーで二人展開催。以後03年まで3回開催。8月、豊橋丸栄で二人展開催。以後、毎年開催、9回。鯉江良二氏と |
2001 | 華道家 假屋崎省吾氏の推薦文をいただく。 |
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京都府立陶工高等技術専門校『陶工だより』第10号「修了者の便り」掲載。 |
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6月、仙台FUJISAKIで二人展開催。以後隔年開催、3回。和紙工芸家 山内一生氏の推薦文をいただく。 |
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日本語教師 相原奈津江氏の推薦文をいただく。 |
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7月、「豊明商工会ニュースNo.123」達人File掲載。8月、神戸大丸で二人展開催。8月、広島天満屋で二人展開催。▲ |
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2008 | 9月、中国上海鼎杰画廊で二人展開催。陶芸家 飯田 眞人氏の推薦文をいただく。 |
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3月15日、伊勢せきや制作TV番組「一芸一流」(CBC中部日本放送)収録。 | ||
2010 | 11月、名古屋松坂屋で二人展開催。 | |
2月、名古屋松坂屋で二人展開催。 | ||
1月、池袋東武で広瀬さちよ作陶展開催。 | ||
中日国際陶芸展、朝日陶芸展、日本新工芸展、光風会展、長三賞陶芸展、日清食品麺鉢大賞、染付公募展・瀬戸等入選、やきもの染付コンペティション、銀賞・新染付表現特別賞・後援者特別賞・審査員特別賞、入賞 |
ゆったり・ぬくもり岩手の旅 GINGA-kei IWATE Tourism Magazineぎんがの Vol.7 05年7月発行より |
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中世、窯業が行われていた愛知県豊明市に窯を作り、磁器を焼いています。夫がろくろ成形と焼成を行い、私が絵付けをしています。 特徴は「紬裏彩」という色絵磁器であること。紬裏とは絵の具の上に透明な釉薬を被せて焼く技法で、藍色に発色する呉須のほか銅を含む釉裏紅の紅、銹花のさび色の三色が古くからある技法。ここに私たちは緑や黄色・紫・えんじ・群青などを加え、さらに上絵や金銀彩なども施しています。出身地は釜石市なんですが、東北人の好みはどちらかというと地味ですか?私は華やかな色彩が好きなんです。岩手の長い冬を越えた春、あの一気に変化してゆく季節への嬉しさが私の絵付けには現れているのかもしれません。小さな頃はいつも外で遊び回っていました。遊び場はすぐそばにあった釜石の海。だからでしょうか、気付くと私の絵付けには流水文や観世水といった水のモチーフがとても多いんです。生まれた場所の記憶というものは、どこで暮らそうとも切り離せない。普段は全然意識していないんですが、作品が出来上がった時、自分の根っこを感じてしまいますね。夫とも、いわば岩手が縁だったようなもの。彼は岐阜県出身なんですが、宮沢賢治に興味があったり佐々木喜善の「聴耳草子」を持っていて、初めて京都の訓練校で出会ったときもすぐ話が弾みました。私の父は遠野の出身で、昔話は子供時代によく聞かされていました。あの「遠野物語」にあるような世界が日常に根付いていたんです。岩手には独自の素晴らしい文化がある。それを誇るべきだし、もっとアピールしていくべきだとも思っています。 銀河系いわて大使の仕事は1996年からしていますが、関わるようになってみて、改めて岩手っていろいろな「素材」を持っている土地だなあと感じます。食文化も豊かですね。魚・貝・ホヤやわかめなどの海産物。山ではりんご・胡桃・蕎麦・山菜類も豊富です。私自身も大好きですし、最近は雑穀もブームになっていますよね。もちろん手仕事も魅力的です。南部鉄器は我が家のすき焼き鍋として活躍していますし、汁碗は長年の友人でもある東北巧芸舎のふき漆。同じ作り手として、いつか岩手の作家ともコラボレートしていければいいなと思っています。7月には、盛岡市でひさしぶりに作品展を開きます。前の作品展の時は北上駅で途中下車してみたのですが、ちょっと歩くと北上川が流れていて、その流れがとうとうとして引き込まれるようで、とてもいいんです。ちょうど桜の時期でした。身を委ねて静かな安らぎの中に包みこまれる感じ。もし機会があったら次は遠野に行きたいと思っています。りんご園の小径や馬洗いの小川、ずいぶん行っていないのですが、変わらず迎え入れてくれると思う。遠野は以前からレンガを焼いていた場所ですから、その土にもさわってみたいですしね。 これからも紬裏彩を生かした仕事は続けていきたいと思っていますが、絵付けのテーマとして今気になっているのが「聴耳草子」。子供の頃からの身近な世界ですし、村のありふれた世界に、ふっと不思議な非日常が入り込む瞬間、そうした断片を切り取って絵にしたら、きっと面白いと思うんです。いつになるかはわかりませんが、こうして自分が何か感じとったものを、ずっと描いていければと思っています。 |
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