広瀬典丈・広瀬さちよ彩色磁器ギャラリー3


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▲ contents |銀・釉裏彩烏瓜図壺|染付褐釉金銀彩ランプ
|染付・釉裏彩・銀彩 組食器|陶画(苗代苺)|釉裏彩苗代苺図鉢
|釉裏彩蕪図大皿|染付銀彩流水文長皿|金・釉裏紅流水鯉図大皿
|釉裏彩亀図八角皿|染付葉脈文大鉢|
コラボレーションの花
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釉裏彩観世水文花器|釉裏彩亀図長皿|銹花金彩 流水文花器
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自由奔放な華|染付銀彩流水文花器|新古典的ともいえる造形
|釉裏彩流し文様花器|
染付・えんじ波文様長皿|染付銀彩蔦図大皿
|ランプ・花器・長角皿|染付葉脈文花器
釉裏彩花模様壷2つ(1992年)
左は、第13回松屋銀座二人展(東京)の案内パンフレット作品の一つ。第9回岐阜近鉄 の案内葉書タイトルでも使っています。 の案内葉書タイトルです。右作品はその翌年蓋をつけて。
染付褐釉金銀彩ランプ(群鶴図)PHOTO:© 西井孝生(1993年)(H62cm) \230,000
上に磁器透明釉、下に褐釉を掛け分け、透明釉の部分は群鶴図を描いています。
第3回広島三越二人展 の案内葉書タイトルの一つです。
染付・釉裏彩・銀彩組食器 PHOTO:© 西井孝生(1994年)
葱坊主、流水文、小紋、笹、雀、魚など、いろいろな絵を集めて組みました。95年の5月に豊明に仕事場を移したときの挨拶DM用に写したものです。
陶画(苗代苺)PHOTO:© 杉浦昭夫(1995年) (32×40.5cm)
地の白磁部分を釉裏彩(ゆうりさい)、銀彩部分を染付で描き分けて、片身替わりにした、苗代苺図の陶画です。
釉裏彩苗代苺図鉢(1996年) (11.5×27.5cm)  
地の白磁部分を釉裏彩(ゆうりさい)、銹花部分を染付で描き分けて、片身替わりにした、苗代苺図の鉢です。
第2回神戸阪急二人展 の案内葉書タイトルです。
釉裏彩蕪図大皿(1997年)
赤蕪に釉裏紅、葉に染付流水文様などを使って仕上げました。
釉裏紅の赤の発色が素晴らしく、窯から出たときには思わず声を上げました
第11回大坂梅田阪急二人展 の案内葉書タイトルです。
染付銀彩流水文長皿 PHOTO:© 西井孝生(1999年)
染め付けの藍の骨がきとダミで描き、その後上絵の銀彩を加えています。流水模様は、開業以来の私たちのオリジナルです。
第7回広島三越二人展 の案内葉書タイトルの一つです。

金・釉裏紅流水鯉図大皿(2000年)(35.7×6.7cm)
金・釉裏紅流水鯉図大皿(2000年)(35.7×6.7cm)
縁の流水模様吹き墨銹花の絵の具を用い、中の金とで片身替わりを作っています。中央に釉裏彩 で鯉を泳がせました。
第3回静岡松坂屋二人展 の案内葉書タイトルです。

釉裏彩亀図八角皿(2000年)(36.7×7cm)
名古屋港水族館はウミガメの研究で有名です。広い水槽の中を自由に泳ぐ雄大なウミガメを写 生するのは、共に泳いでいるような快感です。
亀の甲良の亀甲模様をアレンジして緑と釉裏紅で描きました。

第4回名古屋松坂屋本店二人展 の案内葉書タイトルです。
染付葉脈文大鉢(2000年)(35.7×6.7cm)
染付葉脈文の大鉢です。このパタンはよく描きますが、これはダミではなく、葉脈をゴム液で描いてふせ、吹墨の後、乾いたゴム液をはがすと白い葉脈が出てくる手法です。ダミを使うより淡く透明感のある色合いが出せます。
第21回東京松屋銀座美術サロン二人展の案内葉書タイトルです。
コラボレーションの花   陶芸家・愛知県立芸術大学教授  鯉江 良二

広瀬夫妻の仕事は、不思議な雰囲気を漂わせている。それは個人技ではないからです。
工芸の本質は、家内工芸的要素が底に流れているのを、先人達の仕事に見る事ができる。今日の陶芸が、個人技へ傾斜している中で、むしろ現代社会の仕組みは、「コラボレーション」であり、限りない和平願望である事を知る花です。

釉裏彩観世水文花器(2000年)(26×19×22cm) \150,000
ロクロ成形の後、前後をつぶしています。上下に銹花で吹墨をして、呉須で骨描きの後、素焼きに塩化コバルトの水溶液(液体顔料)を使って描いています。素焼きの吹いの滲み効果 で、透明感があります。第4回神戸阪急案内葉書のタイトルです。
釉裏彩亀図長皿(2001年)(65×33×8cm)
流水文様の中に、釉裏彩で亀を泳がせました。第5回名古屋松坂屋案内葉書のタイトルです。
銹花金彩流水文花器(2001年)(25×17×23cm)
ロクロ成形の後、前後をつぶしてかたちを作っています。銹花の絵の具をダミと吹墨で使い、金で縁切りしました。第5回名古屋松坂屋案内葉書のタイトルです。
釉裏彩流水文花器・釉裏彩蓮根図長角皿(2001年)
岐阜文錦堂案内葉書のタイトルです。
自由奔放な華  華道家  假屋崎 省吾
素晴らしい、独自の美意識を有する広瀬夫妻の陶の世界。二人のハーモニーがもののみごとに結集され、艶やかで、豊富な色彩 と美しい曲線により、自由奔放に華を咲かせる。日本の伝統文化であるいけばなにも造詣が深い所以であろう。
染付銀彩流水文花器(2002年) (31.8×21.2×18.5cm)\120,000  
ロクロ成形の後、前後をつぶしています。吹墨ダミを合わせて染付の濃淡を出し、最後に銀で水玉 をつけました。東京松屋銀座案内葉書のタイトルです。
新古典的ともいえる造形 国指定重要無形文化財保持者 陶芸家 加藤 卓男
最近の陶芸家には珍しき意匠と、多彩な技巧、
新古典的ともいえる造形など、
製作には大変な苦心とながい習練を経られたことと推察します。
個展など活発な製作活動をご両人にて完成され、
独特の磁味をかもし出されるなど、瑞々しさを感じます。
益々ご精進され、立派な作品をされますことをお祈り申し上げます。
釉裏彩流し文様花器(2002年)(38×27×24cm)
染付ダミ筆で、素焼き素地に吸わせながら呉須液を流し描きしています。その後、釉裏紅と鉄絵の具で描き加え、上辺には塩化コバルトの液体顔料を使いました。豊橋丸栄案内葉書のタイトルです。
  染付・えんじ波文様長皿(2002年) 上(72.5×34×9cm)
染付・えんじ波文様長皿(2002年) 下(70×32×8.5cm)

波文様をゴム液で描いてふせ、吹墨の後、乾いたゴム液を取って白い波がしらを浮き上がらせます。日か月のあたりを淡くして透明感のある波文を演出しました。日または月のピンクは、正えんじ(塩化金)の溶液で描いています。高松三越・神戸阪急案内葉書のタイトルです。
染付銀彩蔦図大皿(2002年)(38.5×7cm) \170,000
染付銀彩の大皿です。骨描きの上にダミで塗っています。銀の部分は白地にして、銀を点打ちするようにして筆で描き上げました。その部分とダミ塗りの藍の部分とで水の流れを見せ、片身替わりにして仕上げています。奈良近鉄案内葉書のタイトルです。
ランプ・花器・長角皿(2002年)
吹墨の地に釉裏彩で菜の花を描いたランプと、吹墨・ダミ・銀彩 で流水文を描いた花器、茶の吹墨に渦巻き文・中央に塩化コバルトの溶液で描いた長皿、の3点です。福岡天神岩田屋案内葉書のタイトルです。
染付葉脈文花器(2002年)(32.5×29×14.5cm)
染付葉脈文の花器(つぶした鉢)です。葉脈文は、蓮の葉を模した葉脈の白い素地部だけを残し、染め付け藍のダミだけで描いています。松山三越案内葉書のタイトルです。

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