広瀬典丈・広瀬さちよ彩色磁器ギャラリー05




広瀬典丈・広瀬さちよ彩色磁器ギャラリー05 1989
→スライドショー  →ceramics sitemap
→陶芸の里を訪ねて 内田理奈インタビュー
→『色磁器 釉裏の華 広瀬典丈・広瀬さちよ作品集』page1  →page 2
→page 3 →展示会の記録 ←ギャラリー01 ←02 →03 →04
→06 →07 →3 →4 →5 →6

▲ contents
 |米色染付掛け分け群鶴図角皿・米食釉裏彩掛け分け藤花図投入花器
|
青磁釉裏彩掛け分け魚藻図角皿・染付銀彩群鶴図梅瓶|金銀釉裏彩楓図長角皿
|
金釉裏彩柳図長角皿|金銀褐釉釉裏彩魚藻図長角皿・掛花生|褐釉釉裏彩魚藻図深鉢
|金銀釉裏彩魚藻図大皿|染付金彩蔦図変形鉢|金釉裏彩花蝶図(花鳥図)扁瓶|
|金釉裏彩薄図(牡丹図)扁瓶|金銀釉釉裏彩杜若・荻かわせみ図梅瓶
|染付銀彩流水文変形鉢|染付金銀彩海燕図陶画|染付金銀彩波に雁図丸花瓶
|染付金銀彩波に雁図丸花瓶|金銀釉裏彩海燕図皿・金銀釉裏彩魚僧藻図長頚瓶
米色染付掛け分け群鶴図角皿・米食釉裏彩掛け分け藤花図投入花器(1989年)
織部の手法でタタラの打ち込みでで作った皿の上下に米色青磁釉を掛け、空き間に染付で俵屋宗達の群鶴図案を加えました投入も同様の手法です。
第1回新潟三越作陶展 の案内葉書タイトルです。
青磁釉裏彩掛け分け魚藻図角皿・染付銀彩群鶴図梅瓶(1989年)
織部の手法でタタラの打ち込みで作った皿の上下に青磁釉を掛け、空き間に釉裏彩で魚藻図を加えました右は上下を白と吹墨で分割し、染付片身替わりを演出しています
第6回名古屋星ヶ丘三越作陶展 の案内葉書タイトルです。
金銀釉裏彩楓図長角皿(1989年)
織部の手法でタタラの打ち込みでで作った皿。緑と紅の楓葉は、淋派の紅白梅図に習った意匠です。銀の部分は実際には銀ではなくプラチナを使っています。
金釉裏彩柳図長角皿(1989年)
織部の手法でタタラの打ち込みでで作った皿。日(月?)に遮られる部分を染付にして、小さな片身替わりを演出しています
金銀褐釉釉裏彩魚藻図長角皿・掛花生(1989年)
織部の手法でタタラの打ち込みでで作った皿。周辺は褐釉を掛け金銀の輪違い文を配しました。中の魚藻図は中国でもよく使う意匠です。掛花生も同じ意匠です。この形の掛花生は私たちのオリジナルですが、元になっているのは李朝などにある水滴です。
褐釉釉裏彩魚藻図深鉢(1989年)
ロクロで成形後、変形して作った鉢一部に褐釉を掛け、残りは、魚藻図の意匠です。
金銀釉裏彩魚藻図大皿(1989年)
魚藻図は中国でもよく使う意匠です。金銀の橋は知立八つ橋でお馴染みの図柄から借りたもので、銀はプラチナをプラチナを使っています。
染付金彩蔦図変形鉢(1989年)
ロクロで成形後、変形して作った鉢絵付けは染付で蔦図を描き、陰陽を入れ替えたダミと金による片身替わりで変化をつけました。
金釉裏彩花蝶図(花鳥図)扁瓶(1989年)PHOTO:© 杉浦昭夫
ろくろで引いた後、板で叩いてへこませた扁瓶。図柄は明治期の日本の輸出工芸品の意匠(右Fhotoは対面)。
第7回岐阜近鉄作陶展 の案内葉書タイトルです。
金釉裏彩薄図(牡丹図)扁瓶(1989年)
ろくろで引いた後、板で叩いてへこませた扁瓶。図柄は明治期の輸出工芸品の意匠の丸文の中に武蔵野風の片身替わりを入れた面と、裏面は明代牡丹図という折衷になっています。
金銀釉釉裏彩杜若・荻かわせみ図梅瓶(1989年)
斜め下に褐釉を掛け金銀彩でかきつばたを配しました。上の荻かわせみ図は明治期の日本の輸出工芸品の意匠です。
この作品は現在、私たちが終了した京都府立陶工高等技術専門校にあります。
染付銀彩流水文変形鉢 (1989年)
流水文は日本の伝統的な意匠の一つからさちよがアレンジしたものです。ここで使っている「銀」もプラチナです。鏡のように光り錆びないのが長所。銀のような白さが無く暗いのが欠点です。因みにプラチナの皮膜は銀より薄く出来、銀は厚塗りする分手間もかかりますから、プラチナの方が付加価値が高いとは言えません。
染付金銀彩海燕図陶画・鉢(1989年)
一見淋派か農・狂言装束風ですが、実はブラックも好きで、そのモチーフからの影響もあります。その場合だと海燕では無く旧約聖書の鳩になるのでしょうか?
染付金銀彩波に雁図丸花瓶(1989年)
この意匠は、狂言衣装にあるもので、染付ダミ金銀彩の入れ替えの片身替わりです。
染付金銀彩波に雁図丸花瓶(1989年)
染付吹墨金銀彩で、上段に秋草。下段は、白地に染付で鹿図、という片身替わりです。
金銀釉裏彩海燕図皿・金銀釉裏彩魚僧藻図長頚瓶(1989年)
左の皿はブラック風の海燕図。染付ダミと点描、金銀彩の入れ替えの片身替わり。長頚瓶の方は、中国でもよく使う魚藻図です。写真は、第4回横浜三越陶芸二人展 の案内葉書タイトルです
←ギャラリー01 ←02 →03 →04 →06 →07 →3 →4 →5 →6
ページ頭に戻るhead↑